自動 電話交換 発祥之地

じどうでんわこうかんはっしょうのち

都営地下鉄 浅草線 宝町駅から 南に200m。京橋消防署と 高速道路を隔てて南側に “銀座ラフィナート”というホテルがある。ホテル入口の壁面に大きな彫刻パネルが張り付けられているのが 発祥碑である。

ここは かつて京橋電話局だったところで, 電話局の廃止により NTTグループのホテル 京橋会館として開業。平成14年(2002) に, 現在の 銀座ラフィナート という名称に変わった。

碑は 一見するとオブジェの彫刻に見えるが, 近づいて見ると 右上の写真の 銘板が添えられている。碑文には「記念碑は当時の自動電話交換機の回路図の一部を 図案化したもの」とあるが, 回路図の上に 部品を立体的に配置したようで, 技術者がよくよく見ると なるほど と思うのだろうが, 素人が見ても 何のことだか わからない。アイデア倒れの感がある。

写真

  • 自動電話交換発祥之地 碑文
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碑文

自動電話交換発祥之地

自動電話交換開始記念碑

 我が国における自動電話交換方式の発祥は 大正15年1月20日, 旧京橋電話局の交換業務 開始による。自動電話交換開始50年に当り 京橋電話局跡であるこの地に, 記念碑を造り 昭和50年1月20日除幕した。記念碑は当時の 自動電話交換機の回路図の一部を図案化した ものであり, 銘板は米澤 滋博士の筆による ものである。

自動電話交換開始記念碑設置委員会

地図

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