鴨川 簡易水道 発祥之地

かもがわかんいすいどうはっしょうのち

国道196号 松山北条バイパス 松山環状線 大川橋交差点から小さな川沿いに東へ進むと、小振りな石標が立っている。背の低いデザインのためか、両脇を頑丈そうなガード柱に守られている。後になって、背後には説明看板も追加された。

写真

  • 鴨川 簡易水道 発祥之地
  • 鴨川 簡易水道 発祥之地 背面
  • 両脇にガードと思われる柱が立っている

碑文

鴨川 簡易水道 発祥之地

昭和三十三年九月吉日

鴨川簡易水道水源地跡

この地は、永年飲料水(地下水は鉄分が多く台所では使用できなかった)の確保に苦労し、地元の有志により水源地の試掘を重ねた結果、河川敷の好影響のためかここに良質の水を得ることができた。
これにより、昭和三十三年十月吉日、鴨川簡易水道組合として発足し、住宅が増加するたびに組合員による給水工事を行っていた。
しかし、昭和四十二年公害発生のため、飲料水に不適となり、市上水道の給水援助を受け、これを機に鴨川、志津川、谷、吉藤と共同運営をするに至り
その後、昭和五十年四月一日をもって、松山市上水道と統合(加入数六九六個)することになった。

統合時の役員

(芳名略)

文責 大野順広(鴨川)

潮見地区まちづくり協議会

地図

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