研精小学校 発祥之跡

けんせいしょがっこうはっしょうのあと

北陸本線 あいの風とやま鉄道 水橋駅から南西に2.5km。東富山駅方面から国道415号を東に向かい,常願寺川に架かる常願寺大橋を渡る直前を50m程北に入ると浄土真宗 徳蓮寺がある。寺の入口右側に白っぽい石碑があって「研精小学校発祥之跡」と書かれている。

研精小学校は 明治6年(1873) にここ徳連寺を仮校舎としてに誕生。翌年針原中町はりわらなかまち(徳蓮寺から西に1.5km)に校舎を建てて移転した。現在はその場所に「富山市立針原はりはら小学校」と名前が変わっているが, 校名を変更したいきさつなどは不明。

余談だが,徳蓮寺の本堂を見ると 下の写真のように全面ガラス(またはアクリル板)で覆われている。 北陸では同様な寺がいくつか見られるようだが,雪対策なのか, あるいは保存のためなのだろうか。


平成27年(2015)に北陸新幹線が金沢まで開業したのにともない、並行する北陸本線等が廃止され、第3セクターに移行となった。

写真

  • 研精小学校発祥之跡
  • 研精小学校発祥之跡 背面
  • 徳蓮寺

碑文

研精小学校発祥之跡

創立百周年記念
 昭和四十七年十月建之

地図

地図

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