りんりんロード 桜並木 発祥の地 碑

りんりんろーどさくらなみきはっしょうのちひ

今年 平成17年(2005) 8月に開通した つくばエクスプレスの終点 つくば駅から 北に20km。 筑波山から南東に2kmの地点に, 筑波鉄道の「筑波駅」跡がある。

駅跡から りんりんロードを南に200mほど進むと 西側に発祥碑が建っている。 筑波線は, 常磐線 土浦駅から水戸線 岩瀬駅までの40.1Kmを結んで, 大正7年(1918) に「筑波鉄道」として開業した。昭和40年(1965) に 関東鉄道となったが, 昭和54年(1979) に筑波鉄道として再度独立し, 昭和62年(1987) に廃業となった。

その線路跡を整備して サイクリングロード茨城県道501号岩瀬土浦自転車道線、通称「つくばりんりんロード」が開通した。平成10年(1998) から地元の協力により, このりんりんロードに桜並木を作るべく植樹が行われている。植樹の起点である 筑波駅跡近くにこの記念碑が建てられた。

写真

  • 筑波駅跡
  • りんりんロード桜並木発祥の地
  • りんりんロード 桜並木発祥の地
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  • りんりんロード 桜並木発祥の地

碑文

りんりんロード
桜並木発祥の地 碑

筑波山は古来吉野と並ぶ桜の名所 謡曲で 名高い桜川が山を囲むよう麓を流れ霞ヶ浦 に注ぐ 大正期に地元有志は皮に沿い鉄道 をつくり地域産業又刊行に寄与したが車社 会となり廃線 風光明媚な田園を貫く自転 車道路となった 私共 リンリン道路さく らの会は多くの人々にやすらぎと美しさを 楽しんで戴けるよう 全線40余キロの壮 大な桜並木を計画し平成十年三月一日植栽 を始めた 桜並木発祥の当地に趣意と決意 を録し碑を建立する

平成十年三月一日

リンリン道路さくらの会
建立者
大塚秀明 (つくば市国松)
神谷福一郎(つくば市沼田)
竹森水来男(つくば市上大島)
鈴木博夫 (つくば市筑波)
岡田貞治 (つくば市沼田)
保田満雄 (つくば市筑波)

碑建立協賛者

市塚紀夫 (真壁町真紀石材工業)
篠宮日出一(東京都久留米市)
飯田善一 (つくば市神郡)
飯村恒吉 (つくば市洞下)

地図

地図

つくば市筑波 付近 [ストリートビュー]