省営バス 発祥の地
しょうえいばすはっしょうのち
名鉄 尾張瀬戸駅の東 300m。博物館や劇場ホールを有する 瀬戸市の複合施設「瀬戸蔵」の前庭に, ブロンズ像とともに 高さ1メートル程の「省営バス発祥の地」碑が建っている。 碑の上面には 当時のバス「1号バス」が描かれている。 「省営」とは「鉄道省経営」のこと。
1930(昭和5)年に 岡崎~瀬戸記念橋~多治見, 瀬戸記念橋~高蔵寺間で, 鉄道省直営で バス路線の運行を始めた。ここは その省営バスの「瀬戸記念橋駅」だった。かつては ここにバスの駅舎があり, 国鉄バス・JR東海バスの時代を通して 地元の足として 利用されたが, 2004(平成16)年に営業が終了した。
碑の上面にある「1号バス」は, 鉄道記念物として 東京・秋葉原の交通博物館(2006年5月に閉館)に展示されていた。
写真
碑文
省営バス
発祥の地
1号バス
昭和5年12月20日 岡崎・多治見間に登場した省営バス昭和5年の省営バスの創業時から平成16年8月まで、最古のJRバス駅舎であった瀬戸記念橋駅がここに建っていました。
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