ひょっとこ踊り 発祥の地

たちばなひょっとこおどりはっしょうのち

日豊本線の日向市駅から 南西におよそ5km。日向市街から国道327号(奥日向路)を西(諸塚村・椎葉村方面)に進み,“永田”バス停の前に 国道に面して「ひょっとこ踊り発祥の地」という大きな看板がある。またそこから200mほど南西の広場に ヒョットコやオカメ等を描いた大きなカメが4つ並んでいて, その一つに ひょっとこ踊りの「由来」が書かれている。

日向の夏のイベント“ひょっとこ踊り”は,赤いハッピにマメ絞りの頬かむりをして キツネ・ヒョットコ・オカメの面をつけた人びとが,笛や鉦・太鼓にのって面白おかしく踊る。この踊りは,明治の初めごろに永田地区に開業していた橘公行医師が,神楽をベースにした踊りを 伝授したものと伝えられており,このため“橘踊り”とも呼ばれる。

昔は初午の日(2月の最初の午の日に行われる稲荷社の縁日)に 稲荷神社に奉納されていたものだが, 現在は「日向ひょっとこ夏祭り」として 日向市を代表する踊りになっている。1984(昭和59)年に第1回が開催されて以来,毎年8月の第1週に盛大な踊りのパレードが 催され,数百人のヒョットコたちのユーモラスな踊り姿が見られ,全国各地から多くの参加者を集めている。

写真

  • 橘ひょっとこ踊り発祥の地
  • 橘ひょっとこ踊り由来が記された瓶
  • 橘ひょっとこ踊り由来が記された瓶
  • 橘ひょっとこ踊り由来が記された瓶
  • 橘ひょっとこ踊り由来が記された瓶
  • 橘ひょっとこ踊り由来が記された瓶
  • 橘ひょっとこ踊り由来が記された瓶
  • ひょっとこが描かれた瓶
  • おかめが描かれた瓶

碑文

日向市無形民俗文化財指定

日向市塩見永田

橘ひょっとこ踊り
発祥の地

日向市・日向市観光協会・橘ひょっとこ踊り保存会

橘ひょっとこ踊り

日向市無形民俗文化財
(日向永田のひょっとこ踊り)

由来

昔,この永田地区にひょう助,おかめ,という夫婦が住んでいました。 子供のできない二人は,子宝に恵まれるよう,毎朝稲荷神に豆ん飯を供え祈願をしていました。ある朝,いつもと同じようにお祈りをしているとお供物の豆ん飯を見た神主があまりにも空腹だったのか,うっかりつまみ食いしてしまいました。
それを見て怒ったお稲荷様が狐の姿となって現われたものの傍らにいたおかめに目を奪われてしまいます。そして身振り手振りもおかしく自分に気を惹こうとします。
この様子を木陰で見ていた村の若者達もこれは大変と,それを引き止めようとするすがたがこのような踊りとなりました。
 市内塩見永田地区に伝わる郷土芸能ピーヒョロ踊り・橘踊りとも呼ばれる。
赤い着物に白い帯を締め,ひょとこ・おかめ・狐の面をつけて,笛・ 鉦・太鼓の囃子に合わせ,おかしな身振り手振りで踊る。
ひょっとこの面をつけた者は褌の前を長く垂らしており,面の表情や手足の動きと相まって一見こっけいに見える。
この踊りは明治時代,橘公行という塩見の眼科医が,地元の若者達に教えたことに始まると伝えられております。

平成十七年十一月吉日 甲斐武海謹書

地図

地図

日向市塩見 付近 [ストリートビュー]