多摩川梨 発祥之地

たまがわなしはっしょうのち

南武線 稲城長沼駅から南に約600m、京王電鉄相模原線 稲城駅からは北口から鶴川街道に出て南武線 稲城長沼駅に向う道との交差点角。「清玉園せいぎょくえん」という観光果樹園があり、ここの構内に発祥の碑が建っている。

ここ稲城市を含めた多摩地区では、昔から桃や梨などの果実の栽培が盛んで、近年は“梨もぎ”などの観光果樹園としてにぎわっている。この「清玉園」は江戸時代から梨の栽培を手がけ、品種改良の結果「清玉」という品種を作り上げた。これが「多摩川梨」として今日に引き継がれているという。

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碑文

多摩川梨発祥之地

元祖梨種名
 淡雪 二世川島佐治右衛門 元禄年間
    山城国より持参 当地に植栽す

農林省種苗登録四五号
 清玉 農林省種苗登録45号
    十三世川島佐次右衛門の研究作品
    昭和4年初結果 (廿世紀 x 長十郎)

昭和四十六年夏
 清玉園主
  川島琢象建之

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稲城市東長沼 付近