土佐文旦 発祥之地

とさぶんたんはっしょうのち

高知自動車道 E56 土佐スマートI.C.から西へ2.2km、宮ノ内地区に石碑が設置されている。

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碑文

土佐文旦発祥之地

土佐市長 五藤一成 書

土佐文旦の由来

黎明 野山を照らす農業の先進地宮ノ内では 古来より金柑・温州・文旦・八朔などの柑橘を魁て栽培してきた。
中でも土佐文旦は 昭和十八年宮地文弥氏が果樹試験場より苗木を導入し 昭和廿一年より宮地正憲氏が受け継ぎ育成 弟和夫氏と共に栽培技術を模索研究し技術体系を確立する 更に正憲氏は販売に新分野を開拓し市場流通体制を整え発展の基礎をつくり 土佐文旦を不動のものとした功績は誠に大である。
また草創期より宮ノ内の生産農家も意欲を傾注し相共に取り組み 苦節を重ね土佐の特産果樹として一大主産地を形成してきた。
今ここに宮地一家の偉業を讃え 郷土の久遠の発展を祈念しつゝ碑を建立する。

平成七年十月吉日

宮ノ内部落 建之

地図

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土佐市宮の内 付近 [ストリートビュー]