ボウリング 発祥の地

ぼうりんぐはっしょうのち

 
撮影:
2006年10月(N.I.さん)
2006年10月(写真 H.O.さん)

長崎電軌大浦線の“大浦天主堂下”停留所の東100m。「ちゃんぽん発祥の店」四海楼の正面に向かって左(全日空ホテルの向かい側)に、石碑と説明板が並んで建っている。

ボウリング発祥の地碑は, 長崎の他に 東京・横浜・神戸にもあるが, 碑文にはそれらの関係も記されていてわかりやすい。またその他にも, 名古屋市にもボウリングの発祥碑があるらしい。

長崎にはこれとは別に「ボウリング日本発祥地」 という石碑がある。 2つの碑は直線距離で100mも離れていない。お互いの関係はよく分からないが, 「日本発祥地」の方は 1990年代には既に設置されていて歴史は古いようだ。

写真

  • わが国ボウリング発祥の地
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  • わが国ボウリング発祥の地
  • わが国ボウリング発祥の地
  • わが国ボウリング発祥の地 碑文
  • わが国ボウリング発祥の地
  • わが国ボウリング発祥の地 碑文
  • わが国ボウリング発祥の地

碑文

わが国ボウリング発祥の地

日本最古のボウリング場は, わが国最初の英字新聞であり初の 近代活版新聞である「ザ・ナガサキ・シッピング・リスト・アンド・アド バタイザー」に1861年(文久元年)6月22日の日付で新装開店の 広告が掲載された, インターナショナル・ボウリング・サロンである。
 この史実をもとに, 昭和47年より6月22日を「ボウリングの日」と して制定した。

 その後, 開港されていた横浜や神戸にも, ボウリングサロンが次々 とオープンした。

1864年(元治元年)   5月7日付の英字新聞「ジャパン・ヘラルト」に
  横浜      横浜開港当時, 外国人居留地であった現在の
          “港の見える丘公園"内にボウリングサロンが開
          店したという広告が掲載された。
1869年(明治2年)    4月20日 神戸に, ボウリングレーン付の駐
  神戸      在外国人の会員制クラブ「ユニオンクラブ」が
          誕生した。その後現在の神戸市庁舎南隣の東
          遊園地に移転し, 「神戸クラブ」の名称で長い
          間親しまれた。
1952年(昭和27年)   12月20に, 東京・神宮外苑, 現在の秩父宮
  東京      ラグビー場付近に, 米軍の格納庫を利用し, 民
          間商業施設として日本初のボウリングセンター
          がオープンした。2002年で509周年を迎えた。

    2003年(平成15年)6月22日 「ボウリングの日」
       社団法人 日本ボウリング場協会
       (社団法人化30周年記念事業としてこの案内板を建てた)

地図

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長崎市松が枝町 付近 [ストリートビュー]