演習林 発祥の地

えんしゅうりんはっしょうのち

外房線 安房天津あわあまつ駅から 北に5Km。千葉県道81号 清澄養老ラインから 日蓮宗大本山 清澄寺に向かう参道の途中に 東大千葉演習林の入口ゲートがあり、そのすぐ内側に「演習林発祥の地」と刻まれた 高さ1.5m・幅2mほどの石碑が建っている。

「演習林」とは、大学や高校において 林業関連学科の実地研究・教育に役立てるために、学校が経営する森林のこと。東京大学では 大学院農学生命科学研究科に属し、

などの施設がある。

東大・千葉演習林は 日本で最初の大学演習林として 1894(明治27)年に設立された。当初は 清澄寺周辺の山林 330ha で発足し、北側の奥山地区を加えて、 現在 2,171ha の面積となっている。演習林はその性格上 広大な面積を有し、東大の所有する土地の実に99%はこれら演習林が占めているという。

【リンク】清澄寺

写真

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碑文

演習林発祥の地

  東京大学千葉演習林創設百周年記念
      平成六年十一月二十九日

    東京大学農学部附属千葉演習林
          教職員一同 建立
    千葉演習林林長 東京大学教授
            大里章一 書
        平成七年六月吉日

地図

地図

千葉県鴨川市清澄 清澄寺 付近