公衆電話 発祥之地

こうしゅうでんわはっしょうのち

上越新幹線・信越本線・白新線・越後線 新潟駅から北西に400m。代々木ゼミナールの斜め前にある万代公園の中,公衆電話ボックスの横に,「公衆電話発祥之地」と刻まれた黒御影石の平板状の石碑が置かれている。

日本における電話事業は,明治22年(1889) に 東京-熱海間で市外通話を試験的に実施したことに始まる。次いで明治23年(1890) には 東京ー横浜で営業が開始された。

公衆電話のはじまりは,明治30年(1897) に 新橋駅と上野駅の構内に電話機を設置して 一般市民が有料で利用できるようになり,更に京橋にはボックス型の公衆電話も設置された。

新潟県で初めての公衆電話は,明治40年(1907) のことで,現在万代公園のあるこの地で開通した。ちなみにこの地は 旧 新潟駅のあった場所で,現在の三代目 新潟駅に移転したのは 昭和33年(1958) のことであった。

写真

  • 公衆電話発祥の地
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  • 公衆電話発祥の地 碑陰

碑文

公衆電話
発祥之地

昭和五十七年八月廿六日建之
社団法人 日本公衆電話会新潟分会
新潟電話局

明治四十年三月六日この地に新潟市ではじめて公衆電話が設置されました
公衆電話発祥七十五周年並びに財団法人日本公衆電話会創立十周年を記念しここにしるします

地図

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新潟市中央区南万代町 付近 [ストリートビュー]