大阪 証券取引所 発祥の地

おおさかしょうけんとりひきじょはっしょうのち

京阪電鉄・大阪地下鉄 北浜駅前に大阪証券取引所ビル(大阪市中央区北浜1丁目8-16)がある。その正面玄関前に 五代友厚の大きな銅像が建っていて, 台座背面に 「ここが大阪証券取引所発祥の地である」とする碑文が書かれている。

大阪証券取引所は, 明治11年(1878) に, 五代友厚らにより 株式会社組織の「大阪株式取引所」として発足した。 戦時中昭和18年(1943) 一時 特殊法人「日本証券取引所大阪支所」となったが, 戦後解散となり, しばらく株式市場は立会停止となった。昭和24年(1949) 大阪証券取引所が 会員制法人として設立され, 平成13年(2001) に「株式会社大阪証券取引所」に組織変更された。

五代友厚は,東京で日本経済に大きな貢献をした 澁澤榮一に並ぶ人物として, 「東の渋沢・西の五代」と呼ばれる。幕末時代に薩摩藩士として長崎海軍伝習所に学んだ五代は, 欧州視察により海外事情に明るく, 明治維新後は大阪で官職に就いて大阪造幣寮の設立などに尽力した。

その後 民間に転じ,大阪株式取引所(現在の大阪証券取引所)・大阪商法会議所(現 大阪商工会議所)・ 大阪商業講習所(現 大阪市立大学)・大阪製銅・大阪商船・阪堺鉄道(現 南海電鉄) などの設立に関わるなど,大阪地域の経済発展に大きな足跡を残した。

写真

  • 五代友厚像
  • 大阪金相場会所跡
  • 五代友厚像
  • 大阪証券取引所発祥の地
  • 五代友厚像

碑文

五代友厚像

碑文

 この地は 江戸期の金相場会所以来 金融取引の活発 な地であり 今日まで大阪経済の発展を担ってきた
 薩摩出身の五代友厚は 明治十一年 当地で大阪株式 取引所の設立に尽力 大阪の発展に多大なる功績を残す
 ここに 大阪証券取引所発祥の地として 顕彰する

平成十六年十月  大阪市

寄贈  大阪証券取引所

地図

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