コレクションについて
※当サイトは、すでに1635件公開中の 発祥の地コレクション から移転再構築中したものです
"××発祥の地"という石碑が全国各地に見られます。その気になって探してみるとゾロゾロ見つかります。ウェブ上で検索すると 同名で何十件もヒットする 有名な"発祥の地碑"もあれば、全く検索にひっかからない 無名の野良碑もあります。
全国にどれだけの 発祥の地碑があるかは わかりませんが、2013年3月の時点ですでに約1500件の存在がわかっておりました。
まだまだ、隠れた発祥の地があるはずですが、どこにどんな碑があるのかをまとめた資料はなく、総数もどれだけあるのかさっぱりわかっていません。さらに、毎年かなりの数の発祥碑が新たに建てられているようです。いろいろと調べているのですが、発祥の地を体系的に調査してまとめた資料はほとんどないようです。そこでせっかく見つけたものを そのまま埋もれたままにするはもったいないと思い、2000年頃から「発祥の地コレクション」として 追加し続けています。
日本全国発祥の地事典
発祥の地の研究家(もしいるとすれば)のお役に立てる資料になるかもしれません。「日本全国発祥の地事典」は、発祥の地コレクションの情報を元に2012年に発行されました。図版は何もなく、1247件の発祥の地の碑リストのような構成になっています。
発行部数等から勘案すると、図書館向けに紹介されるのみで、消費者向けの販売はAmazonのようなネット販売以外で見かけることはないと思います。ご興味がありましたら、ネット等でお探しください。ISBNも発行されて一般流通している図書ですので、版元の在庫さえあれば書店等でご予約いただくことは可能かと思われますが、時間が経っており重版はもちろん改訂の噂も聞こえないので、そのままひっそりと絶版となるのかもしれません。図書館で探すと出てくるかもしれません。
「発祥の地の碑」のコレクションです
このサイトでは、「発祥の地であるかどうか」ではなく、あくまでも 発祥の地を示す「碑」またはそれにかわるものの存在を“あるがまま”“見たまま”に記録しています。発祥の“本家争い”や“真贋論争”とは関係なく、誰もが認める発祥地であっても碑や看板が存在しなければ取り扱いません。
誤字等については注意しておりますが、なかなか無くなりませんのでご指摘ください。ただし、碑文に誤字があったとしてもそのまま掲載しています。
当サイトは、もとは「はまだより〜発祥の地コレクション http://hamadayori.com/hass-col/」として公開されているものです。写真や文章を加筆訂正しつつ、ページタイトルを碑のタイトルと可能な限り同一にし、管理方法や表示を近代化し、W3C勧告に近い書き方に改めながら2016年1月から新たに修正しながら順次公開しています。
碑本位制とします
ページ構成
旧版では、ひとつの事象について1ページという構成でした。つまり「◎◎発祥」ということについて、A地点・B地点・C地点と3箇所あっても、ひとつとして取り扱っていました。この件について、なるべくひとつの碑について1ページというように改めました。たとえば、温泉記号発祥の地については、すべて徒歩圏内ですが3箇所に存在するため3ページになりました。
ただし、分散しているきりがないものについては、まとめてあります。
- 「◎◎発祥地はこちら→」という案内
- 商店街等の連続する表示
- 「△△発祥の町」など、地域にたくさんあるもの
など。
タイトル表示
同じく、ページタイトル等について、何が発祥した記念かという事象をタイトルにしているものが数多くありましたが、碑文をそのままタイトルとするよう改めます。それによって何が発祥したかがわからなくならないよう、碑文等から「発祥した」等の文言を拾ったり、コメントで説明するようにします。
長くなりすぎないよう、主題の1行としますが、主題よりも前後に付く副題の方が発祥を表しているものがある場合は副題を採用することもあります。
読み方
漢字の読み方について諸説あったり、時代によって違ったりすることがありますが、具体的ではないものは常識的に読み取れる読み方としています。なお「日本」は特に注釈等が無い場合は「にっぽん」で統一するようにしますが、「日本における発祥……」という意味においては、読みは省略することがあります。
何を掲載するかという取捨
何を「発祥の碑」とするかは、「発祥の地碑定義」に記します。
未踏地リスト
整理されていない、解決済のものも含まれる未踏地リストがあるので、参考の一助となることを期待して公開しています。
現在、当サイトに移転作業中で、未踏地も実在するならば訪問前でもマッピングだけはしようとしています。そのため、マッピングが完了した項目から徐々に削除していく予定です。