日本 孟宗竹 発祥之地
にっぽんもうそうちくはっしょうのち
阪急京都線 長岡天神駅の西、西陣町交差点から村田製作所の前を通って1kmほど西に入ると, 寂光院(長岡京市奥海印寺明神前31)がある。寺の山門を入って左側に, 小型の石碑がひっそりと建っている。
寂照院は, 平安時代の初期 弘仁10年(819) に創建された海印寺の十院の一つ。 海印寺は室町時代まで続いたが, 応仁の乱で焼かれてから衰退し, 子院「寂照院」を残すのみとなった。一説によると, 応仁の乱の後 戦国時代に移り変わった 文明年間(1470頃), 曹洞宗の開祖 道元禅師が 中国から モウソウチクの原種を持ち帰り, この地に植えたのが「孟宗竹発祥」の由来とされ, それ以来この付近は “京都産たけのこ”の一大産地となった。
なお, 長岡京市内には この碑以外にもう一つ「孟宗竹発祥の地」の石碑があるらしいが, 残念ながら発見することができなかった。
寂照院。裏に簡単な由緒が書かれています (@ 日本孟宗竹発祥之地 in 長岡京市, 京都府) https://t.co/p68pV3znki pic.twitter.com/gNd7aNhkiF
— Jagar.Mogar (@JagarMogar) November 2, 2018
写真
碑文
日本孟宗竹発祥之地
禅僧道元が中国の杭州より孟宗竹を持ち帰り当地に植えられたのが日本の孟宗竹の起源とされております。
寺伝より