日本最初 たばこ 種子 渡来之地
にっぽんさいしょたばこしゅしとらいのち
平戸島の 平戸城内。亀岡神社から平戸城に入る途中に 下の写真に示す 褐色の石碑が建っている。
15世紀末にコロンブスがアメリカ大陸を発見した際に, 既に 原住民がたばこを栽培・喫煙していた。 そのたばこが 始めて日本へ伝わったのは, 天文18年(1549) に フランシスコ・ザビエルが 日本に来航したときと言われる。
たばこの種子が日本に伝えられ 栽培が始まった場所については, ここ平戸の他に 薩摩の指宿・長崎の桜の馬場 など諸説があり 定かではない。 長崎の春徳寺には「烟草初植地」という碑がある。
「日本最初 たばこ種子渡来之地」が平戸城内に建立されたのは昭和49年(1974) のこと。「慶長6年(1601) にマニラから平戸港に入ったポルトガル船によって タバコの種子がこの地に伝えられ, 徳川家康に献上された」という記録を元にしている。
【リンク】平戸城
写真
碑文
日本最初
たばこ種子渡来之地