宇部 炭田 発祥の地

うべたんでんはっしょうのち

情報求
撮影:
どなたか見てきてください!

ときわ公園の炭生跡を紹介するの看板脇に石標がある。令和2年(2020) 頃に建てられたとみられる。

  • 移動の記録
    https://blog.tokyo-esca.com/entry/2022/12/29/120000
  • UBEビエンナーレ
    https://ubebiennale.com/project/coal_art2020/column1/
  • 全国郷土紙連合
    http://kyodoshi.com/article/7229

詳しい場所はよくわからない。地図はおよその場所を示しているつもり。

写真


碑文

宇部炭田発祥の地

炭生跡(たぶあと)の保存

ここら辺の地名を「山炭生」と言います。炭生とは、一散掘で採炭した竪坑の事です。山口県では、1645年の舟木炭が発祥とされています。常盤池が完成する以前の常盤原や常盤山でも、同じ頃にはすでに家庭用に石炭が採掘されています。常盤池の中に炭生跡が見つかっており、常盤は宇部炭田発祥の地です。また常盤小学校の近くに「炭」が「生」まれる「野原」で「炭生野(たぶの)」と言う地名もあります。また、宇部自動車学校から東側高台には、常盤炭鉱がありました。
常盤で石炭が多く掘られたのは、塩田と深い関係があります。1762年から、床波浦でも塩浜が開かれて、塩釜の燃料として薪から石炭を使うようになりました。石炭の需要が多くなると、農家の副業として常盤池周辺などで多く掘られました。
2002年3月には深さ3~7mの炭生が埋め戻されました。「炭生」跡を後世に遺産として残すことは宇部市民の責任です。

常盤工区「わくわく常盤」
UBE炭鉱を記録する会
渡邊翁記念文化協会

地図

地図

宇部市野中3丁目 付近