電機学校発祥の地(移設)
でんきがっこうはっしょうのち
神田警察署の西隣に 東京電機大学の入口がある。ここに 警察署に背を向ける形で 褐色の石碑が建っている。
「電機学校」は 電気・機械技術者を養成することを目指して, 明治40年(1907)に創設された。
戦後 昭和24年(1949)に「東京電機大学」の名称となったが, 電機学校は「東京電機大学電機学校」として残り, 平成4年(1992)に 廃止されるまで, 85年間続いた。
現在, 東京電機大学は 4つの学部の他に 短大, 高校, 中学を擁する 理工系総合学園。 大学には 12,000名の学生が学んでいる。
昭和43年(1968)に取得した神田区役所跡地であったが、再開発により、神田警察署は100mばかりずれたところに引越(仮移転)、平成24年(2012)頃には電機大も閉鎖、石碑は現在見ることができない(存在も確認できない)。また、東西南北が怪しい者が書いたものなので、目標物を失うと本当はどこにあったのかも定かではないので、後日再確認したい。
区画の南西隅にあったものだったが、建て替わって南東隅に移動して再登場している。
写真
碑文
電機学校発祥の地
1907年9月11日 電機学校この地に設立さる
幾多の有為なる人材を世に送り その使命を今
東京電機大学に託す
歴代東京電機大学電機学校長
(旧名 電機学校)(芳名等省略)