ひもかわうどん 発祥地
ひもかわうどんはっしょうち
名鉄名古屋本線の富士松駅から南東600m。洞隣寺の北側の小さな空地に木碑が建ち、その傍らに刈谷市教育委員会の建てた説明碑がある。
もとは1990年に「いい旅日本」『三河尾張うどん街道』という題でテレビ放送されたようで、これを記念して木碑が建てられ、それに便乗?して教育委員会が石碑を作ったようにも思えるが経緯の詳細は不明。
木碑に書かれた“うどん博士”加藤有次氏は、国学院大学教授をされた方で博物館学の第一人者と言われた。うどんの歴史的研究をしたり全国のうどんの文化を紹介したり、自宅に“うどん小屋”を建てるほどうどんに入れ込んでいた。『男のうどん学』『わが家はうどん主義!』などの著書がある。2003年11月逝去。
写真
碑文
旧「芋川」の地 = ひもかわうどん発祥地
「いい旅日本」“三河尾張うどん街道”
うどん博士 加藤有次ほか建立
平成2年2月8日放送 TBS・CBS系テレビ
いもかわうどん
江戸時代の東海道の紀行文に いも川うどん の記事 がよくでてくる。この名物うどんは「平うどん」で, これが東に伝わって「ひもかわうどん」として現代 に残り, 今でも東京ではうどんのことを ひもかわ と よぶ。
平成14年3月
刈谷市教育委員会