けん玉 発祥の地
けんだまはっしょうのち
廿日市市総合健康福祉センター・あいプラザ(廿日市市新宮1丁目13-1)西側駐車場入口近くに、けん玉のモニュメントが乗った石碑が設置されている。
南側には碑文のプレートが埋め込まれ、北側背面には設置者の芳名が刻まれている。
写真
碑文
けん玉(
日月 ボール)発祥の地廿日市は、江戸時代以前から木材の集積地として栄え、ろくろ加工の技術が発展してきました。江戸時代には、その技術で傘の部品やそろばん、明治時代には木工玩具の製造が行われました。
現在、私たちが見慣れている「けん玉」は、広島県呉市の江草濱次氏が、剣と玉だけだった明治期のけん玉に鼓状の皿を取り付ることを考案したもので、その形から日月ボールと名づけられました。江草氏が廿日市を訪れ、けん玉づくりが廿日市で始まったのです。
その後、けん玉(日月ボール)の全国的なブームも起こり、廿日市のけん玉は日本全国へと広がっていきました。
けん玉が最初に生産された地は廿日市なのです。