小針小学校 発祥之地

こばりしょうがっこうはっしょうのち

埼玉新都市交通伊奈線ニューシャトル 羽貫はぬき駅から東へ約500m。観音寺(伊奈町大針1095)境内に小振りな石碑が立つ。当寺は文政年間(1818~1830頃)に慶観が中興したとされる。

小針小学校は明治6年(1873)に、北足立郡小針村大針にあったここ観音寺において北足立郡大針学校として開校したことに由来する。その後、明治24年(1891)に校舎を新築し移転するまで当地で授業が行われていたということらしい。

明治27年(1894)に高等科を設置し済美尋常高等小学校に改称。明治41年(1908)に小針尋常小学校、昭和18年(1943)に小針国民学校、昭和22年(1947)に小針小学校へと改称され、現在に至る。

現在の小針小学校は上越新幹線を挟んで西側約1.5kmほどの位置にあり、明治24年の移転先と思われる。学校ホームページを見ても、校長就任、校長就任、校長就……と、校長就任の歴史がほとんどで、どういう歴史なのかはよく理解できなかった。郷土史に詳しい方はぜひ引き続き情報等をお寄せいただきたい。

写真

  • 小針小学校発祥之地
  • 小針小学校発祥之地(背面)
  • 観音寺本堂
  • 新築碑

碑文

小針小学校発祥之地

創立百二十五周年記念事業実行委員会

平成十年十月吉日建立

地図

地図

伊奈町大針 付近