メイドカフェ 発祥の店
めいどきっさはっしょうのみせ
秋葉原駅から西、中央通りを渡った所にあるオノデン(千代田区外神田1丁目2-7)のフロア案内に書いてある。また、エスカレーターで4階に上ると頭上にも表示がある。店舗ファサード等には無いようだ。
メイド喫茶の発祥は、平成13年(2001) にアニメやゲーム関連グッズの企画・制作・販売を手がける㈱コスパのグループ会社であるタブリエ・マーケティング㈱が秋葉原のMNビル(千代田区外神田3-15-5)6F に開店した「
この店のコンセプトは、単なるコスプレ喫茶ではなく、本物のメイドが働くような伝統的な喫茶店の雰囲気を再現することにあった。そのため、内装はヴィクトリア朝「風」に統一され、提供されるメニューも紅茶や軽食が中心であった。メイドたちは、旦那様やお嬢様として客を迎え入れ、丁寧な言葉遣いと所作で、非日常的な空間を提供した。「お帰りなさいませ」と来店を歓迎するのはその後に開店したエンタメ性を拡張した店舗によって始まったとされる。
「Cure Maid Café」は、アニメや漫画といったサブカルチャーの聖地であった秋葉原で、新たな文化として受け入れられた。この成功をきっかけに、秋葉原を中心に数多くのメイド喫茶が誕生し、それぞれが独自のコンセプトを持つようになった。
令和2年(2020) 12月に同地に移転。MNビルの方は発祥地であるという表示はとくに無いようだ。
写真
碑文
メイドカフェ発祥の店
SINCE 2001
CURE MAID
CAFÉ
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