三河武士 発祥の地
みかわぶしはっしょうのち
愛知環状鉄道 北岡崎駅の北東 700m。井田公園(井田城址)にある「晴明白龍大神」の小さな祠の脇に「晴明白龍大神縁起」 という碑がある。
「三河武士」とは何か, 定義ははっきりしないが, 言葉通りに解釈すれば “徳川家康の出身地である三河の国の武士”であって, 家康と苦楽を共にし 天下を取る原動力となった武士たちを指す。 一般に“勇敢・頑固・忍耐力が強い”と評価され, 団結が固く これが徳川の強みになった とされる。しかし もう少し狭く捉えて, 江戸幕府を支えた 酒井忠次・土井利勝・鳥居元忠・安藤直次・ 本多利久・大久保彦左衛門・・・らの, 三河出身の家臣らのことを指す場合もあるらしい。
井田城は 酒井家の居城で 岡崎城の支城だった。ここから三河武士が発祥した わけではなく, 岡崎が「三河武士を輩出した地域」というにすぎない。
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