バナナの 叩き売り 発祥の地(移設)
ばななのたたきうりはっしょうのち
鹿児島本線 門司港駅から 北東に200m。門司港郵便局の西側に 旅館 群芳館(門司区港町1-7) がある。旅館の前に白い石柱と, 金属のプレートが 並んで建てられている。
群芳館は平成25年(2013) に営業を終了し、平成28年(2016) に解体された。解体に伴い、碑は門司港駅北東側のプロムナードへ移設された。
写真
碑文
バナナの叩き売り発祥の地
門司港発展期成会
有志一同 (氏名略)
バナナの叩き売り
発祥由来の記昔しを偲べば, 大陸, 欧州, 台湾, 国内航路 の基幹と, 九州鉄道の発着の基地点として大いに発展した, ここ桟橋通りは往古の絵巻の一こまとして, アセチレンの灯のにぶい光の下で, 黄色くうれたバナナを戸板にならべ, だれとはなしに産まれ伝わる名セリフは大正初期~昭和十三、四年頃まで不夜城を呈し, 日本国中の旅行者の, 目を楽しませた。バナナの叩き売りの風情は門司港のこの地桟橋通り附近を発祥の地と由来せし
昭和五十三年四月 日
門司港発展期成会
北九州市観光協会