畜産 技術 研究 発祥之地
ちくさんぎじゅつけんきゅうはっしょうのち
京成電鉄 千葉寺駅の北東1kmのところに広大な「青葉の森公園」がある。公園北口にある駐車場そばの周回道路脇(中央博物館の近く)に 「畜産技術研究発祥之地」の碑が建っている。
この碑は 自然石2個がセットになっており, 左が「畜産技術研究発祥之地」と記した碑, 右側が由来を説明した副碑になっている。 大正6年(1917), 農商務省・畜産試験場が この地に開設され,戦前・戦後にわたり 日本の畜産技術研究の中心であった。
昭和55年(1980) 筑波学園都市に移転。平成13年(2001) 組織改変により, 草地試験場と統合して 「畜産・草地研究所」となり, 「農業・食品産業技術総合研究機構 畜産・草地研究所」を経て「農研機構 畜産草地研究所」となっている。
【リンク】農研 畜産草地研究所
写真
碑文
畜産技術研究発祥之地
昭和六十一年四月
元畜産試験場長
鈴木俊二書
大正五年四月六日 農商務省畜産試験場が
本省に創設され 翌年六月一日 この地
千葉県千葉郡都村に於て 我が国の畜産技術
研究は発祥した
爾来七十年「千葉」は我が国の畜産試験
研究機関の中心として常に畜産研究を先導し
多くの輝かしい業績により畜産の発展に
寄与してきた
昭和五十五年一月一日 国立試験研究機関の
筑波研究学園都市への移転に伴いこの地での
研究を終えた
「千葉」の畜産研究の栄光の不滅を念じ
有志相集い ここに 記念の碑を刻む昭和六十一年四月吉日
農林水産省畜産試験場
創立七十周年記念事業協賛会