アイメイト 発祥の地
あいめいとはっしょうのち
西武新宿線 武蔵関駅から南東に1.5km、上石神井駅から南西に1.5km、中央本線・京王井の頭線 吉祥寺駅から北に1.7km、住宅地の集合住宅前に案内看板が建つ。
アイメイトとは、公益財団法人アイメイト協会が育成する盲導犬の呼称である。日本の盲導犬育成の先駆者である塩屋賢一は、この地において国産第1号の盲導犬「チャンピイ」を育成した。昭和32年(1957) 8月、チャンピイは中長尾(のちの河相)リニのパートナーとして誕生し、日本初の盲導犬歩行を成功させた。
この国産第1号盲導犬の誕生と歩行訓練には、リニの夫である河相冽も深く関わっている。夫婦ともに視覚障害当事者であった河相冽・リニ夫妻は、塩屋とともに盲導犬に対する社会の理解が乏しい時代から歩行訓練を重ね、視覚障害者の安全な単独歩行が可能であることを実証した。元盲学校教諭でもあった河相冽は、妻のリニとともに日本の盲導犬の黎明期を支え、普及活動に尽力した人物である。
この最初の成功を起点として、塩屋は当地で盲導犬の育成事業と歩行指導を本格化させた。昭和45年(1970) までに、この関町北の地から281頭のアイメイトが誕生し、全国の視覚障害者のもとへ巣立った。
記念碑は、この地における盲導犬育成の歴史と実績を後世に伝えるため、平成9年(1997) 10月に財団法人アイメイト協会(当時)によって建立された。碑面にはアイメイトの歩行を表すシンボルマークや歴史が刻まれており、下部には点字プレートが貼付されている。現在、アイメイト協会の事業所および歩行訓練センターは同じ練馬区内の関町南五丁目に移転している。
写真
碑文
アイメイト 発祥の地視覚障害者の自由な歩行手段としての「アイメイト(盲導犬)」の育成に、執念と生涯をかけた「塩谷 賢一」によって、わが国最初のアイメイト「チャンピイ」が、河相 冽氏のパートナーとして、1996年10月末までに、この場所から巣立ったアイメイト使用者は、691名です。
現在、アイメイトの育成は、練馬区関町北5-8-7 の視覚障害者歩行訓練センターで、たゆみなく続けられ、多くの視覚障害者の自立の支えとなっています。アイは I 私 アイは EYE 目 アイは EYE LOVE
アイメイトは 私の 愛する 目の仲間1997年10月
財団法人 アイメイト協会
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