関東 省営 バス 発祥の地
かんとうしょうえいばすはっしょうのち
内房線 館山駅の北東側、駐車場と線路の間のフェンスの前に、小振りな石碑が建つ。目立たなすぎるせいか、碑の上部の金網に、ここに碑があることをアピールする小看板も付けられている。
碑には碑文のほか、省営バス北倉線とJRバス関東なのはな号の写真が添えられている。
写真
碑文
関東 省営バス発祥の地
昭和8年1月20日関東地区で最初の省営バスがこの館山の地で運行を開始した。この鉄道省直営のバス事業は、昭和24年以降は国鉄バスとして一貫して地域輸送を担い、昭和63年国鉄改革により設立されたJRバス関東に承継された。現在、同社館山支店は、この地域輸送のかたわらこの地と東京を結ぶ高速バス路線を運営し、大いなる発展をみている。JRバス関東設立25周年、省営バス開設80周年の年にあたり、有志相図りこの地に記念碑を建立し、省営バス、国鉄バス、JRバスを通じて培われた伝統と挙績をを永く顕彰する。
平成25年12月吉日