大原古鍛冶 発祥の地
おおはらこかじはっしょうのち
伯備線 岸本駅から東へ4.5km、伯耆安綱鍛刀傳承地碑(西伯郡伯耆町大原)の脇の説明板にて語られている。
行ってきました伯耆安綱伝承地碑・大原古鍛冶発祥の地!安綱がこの辺りに住んでいたわけではない、という本もありますが、まあ細けえことはとりあえずいいんだよ!(石いっことパネルがあれば嬉しい伝承系歴クラ気質) pic.twitter.com/NoL3YGPXcC
— かやこ@備前国 (@kayako_sub) July 30, 2018
写真
碑文
伯耆安綱
鍛刀傳承地碑
大原古鍛冶発祥の地
鳥取県西伯郡伯耆町大原
(伯耆国会見郡大原)
- (略)
- 安綱は伯耆古鍛冶の始祖で反りのある日本刀の創始者である。現在天下五剣中の絶品と称されている国宝童子切安綱(東京国立博物館蔵)の作者である。太平記(一三一七年)に「この太刀は伯耆国会見郡に大原五郎太夫安綱という鍛冶あり一心清浄の誠を至しきたえ出したる剣なり」とある。
真守 ・大原真守刻名の太刀が数振現存しているが代表作は抜丸と称されている名剣である。平治物語記述によれば「この太刀は嵯峨天皇の勅命により伯耆国大原に住する真守の作であり、初めは木枯と呼ばれていたが、ひとりでに抜け出して平忠盛の危急を救ってより抜丸と改名されて平家累代の守り刀として重宝されたとある。- 当地方は良質の真砂砂鉄の産地であり、大山寺とのかかわりにより平安時代(古刀期)にこの地で現在に伝わる多くの国宝・重要文化財・重要美術品級の名刀が大原鍛冶一門により鍛え出されている。