秋田県 樺細工 発祥之地

あきたけんかばざいくはっしょうのち

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北秋田の中心地、奥羽本線 鷹ノ巣駅から南に20km。秋田内陸線 合川駅から南に9kmの鎌沢生活改善センター(北秋田市鎌沢地蔵岱96)前の広場に、台座を省いても3mはあろうかという大型の石版が設置され、平成31年(2019) 4月19日に市長他関係者が集まり除幕式が執り行われた。

樺細工といえば現在は角館の伝統工芸品として名高いが、その発祥は当地鎌沢の御処野家から伝わるとされ、当地区に石碑が建てられた。

平成12年(2000)に、樺細工製作用具一式と樺細工「胴乱」が北秋田市指定文化財に登録となり、地元の有志によって「樺細工発祥の地の標柱」を建てたが朽ちて無くなっていた。石碑設置委員会を起ち上げて石碑設置を検討し、地元の寄付に加えクラウドファンディングから約30万円を調達するなどして建設された。地元有志の他クラウドファンディングにて投資した者の名前まで石碑に彫られているためか、碑陰には、いつなぜどういう経緯かということには触れることなくずらっと名前の羅列となっている。

なお、発祥の由来については副碑が並べられそちらに刻まれた。また、当地は街道沿いではないので碑の存在がわかりづらいせいか、鎌沢古屋布附近の交差点に碑の写真をあしらった案内看板も設置された。

写真


碑文

秋田県樺細工発祥之地記念碑

秋田県樺細工はここ鎌沢 御処野家よりはじまる

秋田県樺細工伝承者
(芳名略)
(関係者芳名略)

平成三十一年四月十九日

主唱 記念石碑建立委員会
協賛 鎌沢自治会
後援 秋田県信用組合
施工 株式会社 県北石材工業

秋田県伝統工芸品樺細工の由来

樺細工の技法は、神職であった御処野家のご先祖様によって、室町時代(一三三六~一五七三)に京都から持ち込まれたと言われています。
技法は代々秘伝とされ、御処野家のみに父子相伝で伝えられていましたが、十六代の金弥が様々な工夫を加えて初めて近隣地域に伝授しました。
秋田県史には、天明年間(一七八一~一七八九)に角館へ、天保年間(一八三〇~一八四四)に大阪へ、技法が伝えられたことが記されています。
ここ、合川鎌沢から始まった樺細工が、未来永劫受け継がれ、多くの人々に愛され発展することを祈念致します。

起草 樺細工復活委員会会長 三浦欽一
後援 秋田県信用組合理事長 北林貞男
寄贈 株式会社県北石材工業 川上 敏

地図

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北秋田市鎌沢地蔵岱 付近