横尾歌舞伎 発祥之地

よこおかぶきはっしょうのち

天竜浜名湖鉄道 金指駅から北西に4km、新東名引佐連絡道(E69) 浜松いなさI.C. から南に7km、横尾歌舞伎資料館(浜松市北区引佐町横尾899-1)建物脇の法面に石碑が建つ。

横尾歌舞伎は、浜松市浜名区引佐町(旧・引佐郡引佐町)横尾に伝承されてきた農村歌舞伎である。江戸時代前期から伝わるとされ、現存する最古の記録は寛政6年(1794) である。横尾および白岩地区では地元神社の祭礼余興として演じられ、役者だけでなく、三味線、浄瑠璃、化粧、着付けなども地域の人々が担ってきた。横尾地区の八柱神社、白岩地区の六所神社において奉納が行われ、かつて横尾地区は「横尾狂言」、白岩地区は「白岩狂言」と呼ばれていた。

横尾歌舞伎は、役者をはじめ太夫、三味線、義太夫、着付け、化粧、大道具や小道具の製作・操作に至るまで、すべての運営を地域住民自らの手で担う伝統を持つ。

現在の主要な公演拠点および稽古場となっている施設は、浜松市浜名区引佐町横尾に位置する「東四村コミュニティセンター 開明座」である。かつて常設舞台が設けられ、明治時代には回り舞台を備えた。戦後には一時中断したが、昭和41年(1966) に引佐町芸能保存会が結成され、伝承活動が再開された。昭和49年(1974) 4月には、横尾歌舞伎が静岡県指定無形民俗文化財となった。現在の開明座は平成10年(1998) に建設されたものである。

写真

  • 横尾歌舞伎発祥之地
  • 横尾歌舞伎発祥之地 背面
  • 横尾歌舞伎発祥之地 背面

碑文

横尾歌舞伎發祥之地

引佐町長 柴田信夫

平成元年十月吉日

横尾歌舞伎史料館落成記念

横尾歌舞伎保存会

地図

地図

北区引佐町横尾 付近 [ストリートビュー]