嶋根歌舞伎 発祥 公演之地

しまねかぶきはっしょうこうえんのち

東武鉄道伊勢崎線 西新井駅から600m北東に,日蓮宗の寺 国土安穏寺がある。本堂の向い側の樹木に隠れるように大きな石碑が建つ。

歌舞伎役者が歌舞伎座などで演じる歌舞伎を“大歌舞伎”と呼ぶのに対して,農村部などで素人が演じる歌舞伎は“地歌舞伎”あるいは“農村歌舞伎”などと呼ばれる。地歌舞伎は 江戸時代から明治・大正時代まで全国的に盛んに行われていたが,大戦前後には衰退した。

しかし 昭和40年代ごろから復活の動きが活発となり,現在は長野・岐阜・愛知などを中心に 全国で約200団体が活動しているといわれる。代表的なものには 美濃歌舞伎(岐阜県)・播州歌舞伎(兵庫県)・相模歌舞伎(神奈川県)などがある。

足立区島根地区で行われた「嶋根(島根)歌舞伎」は,はっきりした資料は見当たらないが,江戸時代に始まったと考えられ,明治~昭和にかけて盛大に行われていたが,戦争で中断し,戦後 1946(昭和21)年と1950年に行われたのを最後に 立ち消えとなっている。近くの島根鷲神社(島根4丁目)には,“島根歌舞伎記念碑”が建立されている。

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足立区島根4丁目 付近