白石噺し発祥の地

しろいしばなしはっしょうのち

 
撮影:
2024年6月(写真 まさ・なち さん)

東北新幹線 白石蔵王《しろいしざおう》駅から南東600m、孝子堂(白石市大鷹沢三沢字八枚田)入口前に八枚田があり、小振りな札が掲げられている。

白石噺は、父の仇を討った宮城野《みやぎの》・信夫《しのぶ》姉妹の物語である。八枚田で父が剣術指南役の志賀団七に殺され、姉妹が江戸へ出て武芸を修行し、故郷に戻って仇を討ったという筋で伝えられている。この物語は後に「奥州白石噺」として広まり、浄瑠璃・歌舞伎の題材となった。代表作が『碁太平記白石噺』であり、紀上太郎・烏亭焉馬・容楊黛の合作によって安永9年(1780) に江戸外記座で初演された。

八枚田の北側の丘にある孝子堂は大正15年(1926) に地域有志によって建立されたもので、白石噺に登場する姉妹と父を祀る。物語ゆかりの堂として、令和3年(2021) に国の登録有形文化財となった。

なお、「白石噺」の物語そのものは、江戸時代に実際に起きた仇討ちをもとに成立したものとして広く知られているが、白石市の文化財調査では、物語の成立や事件の実態について史料上の検討が行われている。

写真

  • 白石噺し発祥の地 八枚田
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碑文

白石噺し発祥の地

八枚田

孝子会・人形の蔵

地図

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白石市大鷹沢三沢八枚田 付近 [ストリートビュー]