ウノケ 電子工業 創業の地
うのけでんしこうぎょうそうぎょうのち
七尾線
「ウノケ電子工業」は,現在の「株式会社PFU」の創業時の社名。昭和35年(1960) に小型コンピュータの開発・製造を目的にこの地に創立された。
宇ノ気町(現 かほく市)はかつて繊維産業が盛んな街であったが,朝鮮戦争後に繊維市場が冷え込んだため,町の歯科医であった深江氏が新たな産業の誘致を目論み,地元出身の技術者・竹内氏と共に電子計算機メーカーを設立。その後「ユーザック電子工業」と社名を変更,さらに富士通・松下電産の合弁会社「パナファコム」と合併して「㈱PFU」となった。
富士通とオープン系サーバの共同開発の後,現在はキオスク端末やイメージスキャナーなどの開発・生産を行っており,中でもイメージスキャナは世界のトップシェアを誇る。この記念碑は,㈱PFUの創業50周年を記念して,平成23年(2011) に建立された。
宇ノ気町は、平成16年(2004)に隣接2町と合併し、かほく市となった。
写真
碑文
ウノケ電子工業
創業の地この地にて ものづくりを極める50年
創業1960年11月1日
株式会社PFU本社開発センター株式会社PFU
2011年11月建立