「茅の輪くぐり」発祥の地
ちのわくぐりはっしょうのち
福塩線 上戸手駅の北西すぐ近くの備後國一之宮 素盞嗚神社の境内社、蘇民神社の前に石版が設置されている。
備後一宮素盞嗚神社に来た。
— 白鴉 (@whitecrow331) September 26, 2020
ここは1300年以上の歴史があり、牛頭天王社総本宮広峯神社はここから勧進されたと言う。また、祇園信仰、祇園祭の発祥の地であり、併設する蘇民神社は茅の輪くぐりの発祥の地でもある。 pic.twitter.com/IqNPugOT8P
写真
碑文
「茅の輪くぐり」
発祥の地蘇民神社
「備後風土記」によれば 昔 素戔嗚尊がこの地を旅されている時 一夜の宿を求めて大きな屋敷を構え栄えていた 弟の巨旦将来(こたん)を訪ねたが断られた 次に兄の蘇民将来(そみん)を訪ねたところ蘇民は貧しいながらも快く宿を貸し温かくもてなしました
年を経て 蘇民将来は素戔嗚尊より疫病厄除けの茅の輪を授けられ この地に恐ろしい病が流行った時 蘇民将来の一族は病にかかることなく生き延びることができました
この伝承が基となり 素戔嗚尊をお祀りしている神社では「茅の輪くぐりの神事」が行われるようになりました