提灯竿もみ祭り 発祥の地

ちょうちんさおもみまつりはっしょうのち

東北本線 古河駅から北西に500m。駅から茨城県道261号 野木古河線を越え 神宮寺の100mほど西の“よこまち柳通り”を北に入ると, 武蔵屋本店の向い側に 広場がある。広場の北東隅に 茶色の自然石に刻まれた「関東の奇祭・古河提灯竿もみ祭り 発祥の地」という碑が建っている。

「古河提灯竿もみ祭り」は 毎年12月の第1土曜日に開催され, 市内の各グループが 20m近い竹竿の先に提灯をつけ,大勢で激しく揉み合いながら 相手の提灯の火を消しあうという祭り。同様の祭りは他所ではあまり見られず,「関東の奇祭」と呼ばれている。

この祭りは 江戸時代に古河藩領だった 野木町(古河市の北隣、現在は栃木県)にある野木神社の神官が,御神体の神鉾を奉じて 神社の神領である7ヶ村の末社をめぐる“七郷めぐり”を終え, 12月3日の未明に帰社するのを,提灯をもって出迎えた人達が 寒さをしのぐために体を揉み合ったのが始まりとされ,別名「おかえり」とも言われる。


宇都宮線(東北線) 古河こが駅から北西に約700、よこまち柳通り商店街の、地域活性センターはなももプラザ南。はなももプラザ敷地外駐車場入口に、板状のストーンオブジェクトと岩杉鳥子文学碑とともに2mほどの石碑が立っている。

提灯 竿もみ祭りとは、長い竹竿の先に付けた提灯を、竿をぶつけあって(もみあって)消すという奇祭。公式動画があるのでこれを見ると理解が早い。

提灯竿もみまつりの起源は、江戸時代は古河藩領であった、古河市と隣接する栃木県野木町の野木神社に伝えられる神事「七郷しちごうめぐり」に付随した行事に由来しているとされている。明治になり、廃藩置県で栃木県と茨城県との境目となり地域が茨城県と栃木県に分かれてしまい、古河市の提灯竿もみまつりが単独で発展した。

参考にしていた資料は「芋もみもみ祭り」になっていて、検索してもぜんぜんヒットしないわけだ。

  • 芋もみもみ祭り
  • 竿もみ祭り

似てなくもないw

写真

  • 古河提灯竿もみ祭り発祥の地(2017)
  • バス停(2017)
  • はなももプラザ(2017)
  • よこまち柳通り碑(2017)
  • よこまち柳通り(2017)
  • 古河提灯竿もみ祭り発祥の地(背面)(2017)
  • 提灯竿もみ祭り発祥の地
  • 提灯竿もみ祭り発祥の地(背面)

碑文

関東の奇祭

提灯竿もみ祭り
発祥の地

ふるさと創生事業
横山町自治会

地図

地図

古河市横山町 付近 [ストリートビュー]