中央工学校 開校の地
ちゅうおうこうがっこうかいこうのち
地下鉄 新宿線 神保町駅 A1出口から南に200m。日本教育会館(一ツ橋ホール)前の歩道上に「中央工学校開校の地」と書かれた 背の高い石碑が建つ。
中央工学校は,即戦力ある工業技術者の育成を目的とする私立の専門学校。
明治42年(1909) に この地・一ツ橋に開校。建築・機械・電工の3学科を設置した。
昭和20年(1945),戦災によってすべての校舎・設備を失い,昭和37年(1962) に北区王子に校舎を新築移転して現在に至る。
この石碑は,平成21年(2009) に 開校100周年を記念して建立された。
田中角栄元首相は,昭和11年(1936) に中央工学校の土木科を卒業したことは有名だが,後に昭和28年(1953) ~昭和47年(1972) の19年間,本校の校長を務めている。
写真
碑文
中央工学校 開校の地
明治42年(1909)本校は,この地に開校しました。現在は,北区王子本町一丁目26番17号に所在し,建学の目的は,開校以来一貫して堅実で社会性豊かな実践力のある技術者の育成としています。
平成二十一年二月建立