袋井 丸凧 発祥之地
ふくろいまるだこはっしょうのち
東海道線
袋井宿は東海道五十三次で,江戸から数えても 京都から数えても27番目に当たることから,「東海道どまん中」と称している。この茶屋は,歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」の「袋井出茶屋之図」に描かれた茶屋をモデルに建てられたもので,東海道ウォーカーの憩いの場となっている。
この茶屋の壁には丸凧が掛けられており,ミニチュアの袋井丸凧も売られている。これが“袋井の丸凧”で,独特の円形をしていて, 浮世絵「諸国名所百景」の「遠州秋葉遠景袋井凧」(二代目歌川広重,安政6年-1859) にも描かれている。
郷土に伝わる伝統文化であるこの丸凧を保存・伝承しようと「袋井丸凧保存会」が昭和62年(1987)に発足し, 毎年“凧揚げ大会”が開かれている。
写真
碑文
袋井丸凧発祥之地
袋井市 袋井宿 FUKUROI
此処 天橋