流しそうめん 発祥の地
ながしそうめんはっしょうのち
長良川鉄道
「元祖」とはそもそも「始めた人」という意味で、日本語表現としてはややズレた感じは否定できませんが、それにしても堂々と「発祥の地」と書いてあるのは素晴らしいです!
阿弥陀ヶ滝は落差約60mを誇る名瀑で、日本の滝百選にも選ばれている景勝地である。この滝の周辺で昭和30年代(1955頃) に観光客向けの食事処が整備され、清流を利用してそうめんを流す仕組みが考案された。これが日本で最初に営業として行われた流しそうめんであり、その独創性と清涼感あふれる趣向が評判を呼び、人気となった。
石を用いた流し台が考案され、長く使えるうえに水の流れが一定で麺が落ちにくい利点が生まれた。さらに石は湧水の冷気を保つため、より冷たい食感が楽しめるようになった。現在も阿弥陀ヶ滝周辺では石製の流し台による流しそうめんが提供され、多くの人々に親しまれている。
写真
碑文
元祖流しそうめん
発祥の地
阿弥陀ヶ滝
創業
昭和三十七年七月八日
初代 遠藤𠮷和
二代 寿彦平成二十一年五月八日
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