元号 令和 発祥の地

げんごうれいわはっしょうのち

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西鉄 天神大牟田線 都府楼前駅から東に900m、西鉄太宰府線 西鉄五条駅から西に1.5km、大宰府政庁南側の入口交差点に、小振りな石碑が建つ。

元号「令和」は、日本最古の歌集である『万葉集』巻五の「梅花の歌三十二首併せて序」を出典としている。これは漢籍ではなく、日本の国書から採用された初めての元号である。典拠となったのは序文の「初春令月、氣淑風和(初春の令月にして、気淑く風和らぎ)」という一節で、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められている。

歴史的背景として、天平2年(730) に大宰府の長官であった大伴旅人の邸宅で、梅の花を鑑賞しながら歌を詠む「梅花の宴」が開催された。この宴の席でまとめられた序文が元号の由来となっている。宴が催された大伴旅人邸の正確な位置については確定的な遺構の特定に至っていないが、現在の福岡県太宰府市坂本にある坂本八幡宮の境内や、同市観世音寺に位置する大宰府政庁跡・太宰府展示館の周辺が有力な候補地として挙げられている。

太宰府メモリアルパークに令和元年からある令和記念碑には「発祥」と一言も触れられていなかったが、令和5年(2023)になって大宰府政庁前に新設された。

写真


碑文

改元五年記念

元号 令和 発祥の地

地図

地図

太宰府市観世音寺1丁目 付近 [ストリートビュー]