ごいた 発祥の地
ごいたはっしょうのち
「ごいた」とは、漁師町
将棋の駒のような五角形の駒を用い、2人組4人で対戦する。将棋の駒と決定的に違うのは、すべてが同じサイズで、しかも片面は役が描かれていないこと。麻雀牌のように立てて並べると、相手側には何が並んでいるのかわからない。しかし五角形の駒にこだわることなく、三角や四角、コマでなくカードなどでも遊べる。
能登町役場 南東側の宇出津港に面した広場(鳳珠郡能登町宇出津新1-197-1)の西側、町民憲章碑の近くに表示が出ている。
町の無形文化財にも登録され、現在は保存会が集まって楽しんでいるほか、都道府県対抗戦等も開催されている。最近ではごいた対戦アプリもある。
写真
碑文
ごいた発祥の地 宇出津
能登町
能登ごいた保存会
「ごいた」発祥の地
「ごいた」は、漁師町であるここ奥能登の宇出津で考案され、そして興じられてきた娯楽で、発祥は明治初期頃と言い伝えられています。
「ごいた」は四人で行い、対面同士がペアとなり、八種類三十二枚の駒を一人が八枚ずつ手にし、その手駒を早く出し終えたペアが得点するというものです。
対戦中は、攻め駒、受け駒を見ながら四人の手の内にどのような駒があるかを考え、味方と息を合わせて敵方と駆け引きし、戦術を読んで勝利を目指す実に奥深い遊びです。
能登町では、平成二十年に能登町無形民俗文化財に指定しました。平成三十年八月吉祥日
能登町
能登ごいた保存会
- 「ごいた」の考案者
- 布浦清右エ門と三右衛門
- 「能登ごいた保存会」
- 平成十一年「ごいた」の保存と継承を目的として設立