講談社 発祥の地
こうだんしゃはっしょうのち
東京メトロ 千代田線 千駄木駅のすぐ西に須藤公園(文京区千駄木3丁目4)という小公園がある。この南東隅から 狭い道を挟んで南側に 講談社のモダンな高層社宅があり, この入口脇に青い石 伊予青石に 『講談社発祥の地』の文字が刻まれている。
不忍通りから 西側に1ブロック入った場所だが, 道路が狭く 住宅街の中なので, 判りにくい場所。近くに 団子坂・大給坂などがあり, また 高村光太郎・智恵子の旧居跡なども近い。
写真
碑文
講談社発祥の地
講談社発祥の地
1909年(明治42年)11月, 青年・学生の弁論と精神修養のための雑誌「雄辨」 発行を志した 30歳の野間清治は, 東京団子坂下の借家 (旧・本郷区駒込坂下町48番地, 現・文京区千駄木3丁目)の門柱に 「大日本雄辨會」の看板をかかげた ―― 講談社の創業である。
創業時よりこの地にある 伊予青石に刻まれた文字は, 第6代社長 野間佐和子の揮毫になる。1996年7月4日
株式会社 講談社