工学院大学学園 発祥之地
こうがくいんだいがくがくえんはっしょうのち
工学院大学は 1887(明治20)年に この地築地に創設された「工手学校」に始まる。 昭和3年(1928) に新宿区に移転, 戦後 昭和24年(1949) に工学院大学となった。現在は 新宿副都心の 28階建ての超高層ビルと 八王子市に校舎がある。
設置敷地の建替によるものなのか、当地あかつき公園西側の入口内に移転したようだ。
→ 工学院大学学園発祥之地(撤去)
(もとの場所)
写真
碑文
工学院大学学園発祥之地
明治二十一年我国工業の黎明期に当り, 此地に工手学校が創設された。爾来工業界の各分野に有能な技術者を送った数は実に三萬を超えその発展に多大の貢献を致した事は周知である
関東大震災の後昭和三年出身者の熱意と努力により新宿に宏壮な校舎が建設され校名も工学院と改められ, 時世の進運に則して終始発展充実を続けて来た。更に昭和二十四年に至り学園に工学院大学が設立され最高の工業教育機関として工業報国の伝統精神を発揚しつゝある。
近く創立七十周年を迎えんとし先輩の遺徳を偲び後進の発奮を促すため有志相図り学園発祥の地に記念碑を建てる工学院大学校友会
題字 工学博士 桂 弁三 書
碑文 工学博士 野口尚一 撰学園歌
一 見よ 清浄の淀橋に
校舎は高くそびえたり
実力の旗ひるがえし
我等が健児意気高し
誠実努力撓みなく
進めいそしめ国のため二 見よ先輩の螢雪は
工業日本を築きたり
築地の風に鍛えたる
師兄の意気を受継ぎて
誠実努力撓みなく
進めいそしめ国のため