旧中島飛行機 発動機 発祥之地(移設)
きゅうなかじまひこうきはつどうきはっしょうのち
中央本線 西荻窪駅の1kmほど北、日産自動車の荻窪事業所があった場所。現在は工場敷地の一部が日産の販売店となり、その他の広大な敷地は工事中で、まもなく住宅団地に変貌しようとしている。
この場所は、日産自動車になる前はプリンス自動車工業、その前は富士精密工業という名前だったそうで、更に遡ると中島飛行機の発動機工場だった。
太平洋戦争までの日本の飛行機メーカー(三菱、川西、愛知、九州、日本、日立など)の中でもトップクラスのメーカーだった中島飛行機(富士重工業)は、群馬県太田市に本社があったが、大正14年(1924) にエンジン専門工場として、ここ荻窪の地に工場を建設した。
なお、この碑と同じ場所に「ロケット発祥の地」碑が並んでいる。
理由はよくわからないが、平成4年(2022) 頃 杉並区立桃井原っぱ公園(杉並区桃井3丁目8-1)に移転した。
写真
碑文
旧中島飛行機 発動機 発祥之地
昭和六十二年十二月十日建立