蚕糸 科学技術 発祥の地
さんしかがくぎじゅつはっしょうのち
地下鉄 丸ノ内線の東高円寺駅前に“蚕糸の森公園”がある。 この公園の北西端にある 公園管理事務所の近くに この碑が建つ。
この場所には, かつて 蚕糸試験場があった。 昭和55年に 試験場が筑波に移転した跡地を利用してつくられた公園である。
写真
碑文
蚕糸科学技術発祥の地
明治44年(1911年) この地に 農商務 省原蚕種製造所が創設され 一代交雑種の原蚕種配 布を開始した その後 蚕業試験場 蚕糸試験場と 改められたが 一貫して 蚕糸科学技術の研究を進 め 世界の先端を行く蚕糸技術を開発してきた こ の実績は 蚕糸業ばかりでなく 我が国の近代化と 経済の発展に大きく貢献した
昭和55年 蚕糸試験場は 筑波研究学園都市 へ移転し 杉並区蚕糸の森公園がここに設けられ た この地に生まれた蚕糸科学技術が ますます 発展することを願い ここに記念碑を建立する昭和61年 8月 9日
蚕糸科学技術発祥の地
記念碑建立事業協賛会
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