夏秋蚕 研究 発祥

かしゅうさんけんきゅうはっしょう

蚕業は、農閑期に行われることが多く、農業の下支えとなる産業だった。しかし、生物的に蚕の育つ春は田畑の手入れが忙しく手につかない農家は全国的に多かったので、比較的手が空く夏〜秋にかけての夏秋蚕かしゅうさんが考えられた。冷蔵設備もろくに無い時代に風穴を利用して蚕種(卵)を冷蔵保存して孵化を抑制し、夏蚕なつご秋蚕あきごが利用されるようになった。

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/agri/SangyoKakusin.htm

碑文

夏秋蚕研究発祥
蚕糸研究一世紀の地

 明治42年(1909)に農商務省所管の東京蚕業講習所夏秋蚕部として創立されて以来、農林省蚕業試験場松本支場、農林水産省蚕糸試験場松本支場、同中部支場、蚕糸・昆虫農業技術研究所松本支場、独立行政法人農業生物資源研究所松本研究チーム等、幾多の組織の変革を経て、平成21年(2009)3月に筑波研究学園都市の本所へ統合され,丁度百年にわたった研究の歴史を閉じる。

 顧みれば、夏秋蚕研究所発祥から、一代雑種の普及、蚕品種・桑品種の育成、高冷地の栽桑・育蚕技術の開発など、蚕糸科学と技術に関して多くの業績をあげ、蚕糸業の発展に貢献した。
 この栄光ある歴史の不滅を祈念し、ここで働いた総ての人の想いを込めて記念碑を建立する。

平成24年4月 国蚕OB会

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