長野県 スキー 発祥の地
ながのけんすきーはっしょうのち
飯山線 北飯山駅の南西、飯山城址公園の南西側入口近く、便所棟の下側、飯山市武道館の東側付近に、大きめな看板表示がある。そしてそれ以外にとくに何の説明も見当たらない。
振り返り、武道館を見遣ると何やら意味ありげな石碑が2基並んでいるのが見える。これらによると、昭和25年(1950)から34年(1959)まで、武道館のある敷地はスキー製作工場だったことがうかがえる。つまりスキー製造をもって発祥と称しているのではないかと推察される。
設置の意図がまったくわからないので、余った2面の一部分でも使って、なぜ発祥の地と宣言したのか概略を付けておくと、理解がさらに深まるものと期待する。
写真
碑文
長野県スキー発祥の地
小賀坂スキー製作所
工場跡地昭和25年4月より昭和34年3月まで操業
昭和34年4月 長野市へ移転
創業100周年を記念して建立する平成24年4月10日
小賀坂廣治
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山城跡にふさわしく創設された堂々たる飯山市武道館の完成にあたり、この建設敷地について、飯山市出身の株式会社小賀坂スキー製作所社長 小賀坂廣治氏が郷土の青少年心身鍛練の聖地となることを希い 進んで当市に寄贈されたもので ありこよなく郷土を愛し そして青少年の成長を願う同氏の徳に深く感謝し 永くこれを後世に伝えるべくここに刻するものである
平成2年3月吉日
飯山市長 小野沢静夫