日本 ヨット 発祥の地
にっぽんよっとはっしょうのち
逗子海岸から海岸線に沿って南下し, 逗子市から 葉山町の境界線を超えてすぐに, 東 西に折れて入った所が葉山港で, 管理事務所近くに ヨットの帆の形をした発祥碑がある。
日本にヨットが伝えられたのは, 横浜の居留地に住む外国人が ヨットクラブを作ったのが 最初とされるが, 当時の農商務司法大臣 金子堅太郎伯爵の子息が明治15年(1882) にヨットを建造し, 葉山で楽しんだのが 日本人による最初のヨットと言われる。
明治25年(1892) に創設された日本初のヨットクラブ「日本ヨットクラブ」が、葉山の鐙摺に艇庫を設けたのが一般人のヨット遊び始まりである。創設メンバーには、実業家の岩崎弥之助や澁澤榮一、さらに皇族の閑院宮載仁親王などが名を連ねた。葉山の穏やかな海は、ヨットを楽しむのに適していた。当時はまだ西洋式のレジャーが珍しかった時代であり、葉山でのヨット遊びは上流階級の娯楽として広まった。
葉山港は かつて
写真
碑文
葉山港
日本ヨット発祥の地
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