日本初 スキーの地 (裾野)

にっぽんはつすきーのち

御殿場線 御殿場ごてんば駅から西に約19km。富士山2号目スキー場 スノータウンイエティ(裾野市須山字藤原2428)内にあるレストラン2階入口を入ったところに、20世紀初頭頃のスキー道具や写真等を紹介するパネルが設置されており、その説明の見出しには「日本初スキーの地」とある。

明治43年(1910) 12月に、オーストリア人クラッセル氏が太郎坊でスキーをした記録が残っており、それが日本で最初にスキー滑走とされている。

新5合目にも同様の表示があり、内容も同一なので詳細は御殿場口にある「日本初スキーの地」のページをご参照いただきたい。

なお、スノータウンイエティ内ショップ3776の前にも「日本初スキーの地」についての案内が掲出されている。基台は容易に移動できるようなのでリストには含めないが、レストラン内のパネルを補足する付属物として紹介する。

【リンク】スノータウン イエティ

写真

  • 日本初スキーの地
  • 日本初スキーの地
  • 日本初スキーの地
  • 日本初スキーの地
  • 日本初スキーの地 説明パネル
  • 日本初スキーの地 1900年代初頭のスキー板等
  • スノータウンイエティ入口

碑文

日本初スキーの地

富士山の太郎坊(御殿場市)周辺は、古くからスキーの盛んなところだった。1910年12月27日にはオーストリア人の句ラッセルが太郎坊において日本発スキーをした記録が残っている。昭和6年に富士御殿場スキー場と名付けられた太郎坊のスキー場は同9年の2月には千人余りのスキーヤーが訪れたという。この頃のスキーは今のようにエッジがなく、ほとんどがまっすぐに滑るだけであった。また当時の太郎坊は山室が店を開き、食事や宿泊もできた。

スノータウンイエティは日本ランドスキー場として1971年にオープン。2001年にリニューアルして現在に至っている。

参考文献 富士山御殿場口登山道開設100年史
御殿場・裾野いまむかし
富士急行社史より

日本初スキーの地

1910年12月27日
オーストリア人 エゴン・フォン・クラッセルが
富士山において
日本初スキーをしたことを
記念し銘記する。

平成26年12月27日

地図

地図

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