竹富島の集落の発祥の地

たけとみじまのしゅうらくのはっしょうのち

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竹富島北部の新里しんざと村遺跡の説明に謳われる。

写真


碑文

竹富町指定史跡 新里村しんざとむら遺跡いせき

平成3年9月11日指定

本遺跡は「花城井戸ハナクンガー」という井戸を中心に、その東側と西側に広がる集落遺跡で、竹富島の集落の発祥の地といわれています。昭和61年度・62年度に沖縄県教育委員会による発掘調査が実施されましたが、遺跡からは竹富島で焼かれたと考えられる外耳土器や壷形土器等の大量の土器をはじめ、中国製陶磁器(白磁碗、青磁碗、褐釉陶器)、須恵器、鉄鍋、鉄製のヘラ、刀子(小刀)が出土しています。これらの出土の集落には当時の石積が残っておりますが、その石積で囲まれた各屋敷と屋敷は互いに通用門(出入口)で結ばれていて、集落の中には道が見られないことから、現在の集落とは異なった形態であったと考えられ、竹富島の集落の変遷を知る上で貴重な遺跡となっています。

地図

地図

八重山郡竹富町竹富 付近 [ストリートビュー]