豊富町 酪農発祥の地

とよとみちょうらくのうはっしょうのち

宗谷本線 徳満とくみつ駅から東に900m。道道923号線の1本南の道を東に入ると,800mで宮の台展望台に出る。展望台の下にサロベツ原野を背景として,親子の乳牛のモニュメントがあり,その親牛の足下に碑がある。

宮の台展望台からはサロベツ原野を一望に見渡すことができる。サロベツ原野は,北海道北部にある豊富町と幌延ほろのべ町の海岸線沿いに広がる湿原で,湿原の規模は2万haにも及ぶ広大なものである。独特の植生が豊富に見られるため,一部区域は特に“サロベツ原生花園”と呼ばれる。2005年にはラムサール条約に登録された。

宮の台展望台には 次のような説明が書かれている。

宮の台展望台

 従来その所在地の地名から徳満展望台と称していたが,サロベツ原野の開発がいよいよ具体化され事業に着手する頃から,サロベツ展望台と称された。その後,昭和三十八年七月十四日義宮殿下がこの地を視察し,サロベツ原野を遠望されたことから宮の台展望台と命名された。
 眼下に望むサロベツ原野は東西八キロ,南北二十七キロ,面積約二万ヘクタールで日本の低地における代表的な湿原で大切に保護されています。
 この広さを東京の山手線に比べると二つがすっぽり入る広さであり,ここから眺める雄大な景観は,永久にあなたの思い出から消えることはないでしょう。

北海道内の農業関係の記念碑の多くは「記念碑に見る北海道農業の軌跡」(北海道協同組合通信社刊 2008年刊行) に記録されているのだが,この「豊富町酪農発祥の地」についての記録はない。 「豊富町酪農発祥の地」が建立されたのは 1998(平成10)年なので 時間的には間に合ったはずなのに,どのような事情があったのかはわからないが,この記録が抜けているのは非常に残念である。

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/agri/ToyotomiRakuno.htm

地図

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豊富町字徳満 付近