青森県 酪農 発祥の地
あおもりけんらくのうはっしょうのち
青い森鉄道線(旧 東北本線)三戸駅から西に25km。国道454号を十和田湖から東に進むと“間木ノ平(まぎのたい)グリーンパーク”がある。“グリーンファームふれあい牧場”の入口付近に、道路に面して「青森県酪農発祥の地・新郷村」の看板が出ている。
新郷村は青森県の南端に位置し、広大な観光レクリエーション施設“間木ノ平グリーンパーク”の中には“グリーンファームふれあい牧場”があって、ポニーの乗馬体験・乳搾り体験などができる他、飲むヨーグルトやベーコンなどのオリジナル酪農商品が好評を博している。
新郷村はかつて南部藩の軍馬育成地で、古くから馬の放牧地として利用されてきた土地柄。冷害の被害に悩まされていたこの地域は昭和初期に数人の農家が乳牛の飼育に取り組み、青森県内の本格的な酪農発祥地となって、ここから青森県内に酪農が広がっていったとされる。
余談だが、新郷村戸来(旧戸来村)はキリスト伝説で知られ、“キリストの里公園”があってここに“キリストの墓”と称するものがある。また近くには“ピラミッド”もある。道路には『ピラミッド・キリストの墓』と書かれた案内標識まで出ていて、ちょっとした観光地になっているらしい。
写真
碑文
青森県
酪農発祥の地
新郷村